魔王様生誕祭

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「今日は疲れたから、俺はもうあっちの世界に旅立たせてもらう。 蛍は俺の部屋で寝てくれ、俺はソファで寝るから」 「どうしてですかぁ? 一緒に寝ましょうよぉ?」 またもやにやけ顔の妖女、蛍。 こいつ分かってやってやがるな………全く………腹立たしいわ! 「ばっ!! そんなこと出来るわけねぇだろぅが! お休み!」 俺は勢い良く台所を飛び出し、明かりが点いていないリビングの中を手探りで探し、ソファに横になった。 「布団ない………まぁいいや………」 俺はそのことを大して気にすることもなく、直ぐ様睡魔に倒された。
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