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「ぼ、ボジョレー!!
ぬはっ!?」
ボジョレが死んだ………俺の身代わりに………くそっ!!
「顔洗うか………」
俺は夢など何のそのと言った感じで軽くスルーし、てきぱきと顔を洗った。
「あ、蛍起きたのか?」
俺はそのまま2階への階段を駆け上がり、自分の部屋に入った。
「く………これは刺激が強すぎるぜぃ!」
蛍は堂々と俺のベッドで横たわり、昨日俺が貸した俺の服は見事にはだけ、らちらちらとみえる素肌兼チラリズムも気にせず、静かに寝息をたてていた。
「しかし、俺はダイヤモンドの理性と呼ばれた男だ!
そんなものには負けんわ!!
蛍さ~ん、起きてくださ~い!」
そう吐き捨てながらも遠くから呼び掛ける俺ってチキンかな?
いや、チキンではない、明日への布石だ!
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