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俺と蛍は徒歩10分程で着く手頃なデパートに到着した。
イメージは5階建ての大型ショッピングセンター、と言ったところにしておいてもらいたい。
「うわぁ!
おっきいですぅ!!」
「本当に初めてなんだな」
「はぁい!!
すごいですぅ、ふぎゃ!!」
蛍は急に走り出し中に入って行こうとすると開きかけの自動ドアにド派手にぶつかった。
俺は直ぐに蛍の元に駆け寄った。
「この動く見えない壁は何ですかぁ!?
敵ですかぁ!?
私を阻むものは容赦しないですぅ!!」
「ばっ!!
鎌を出すな、鎌を!!」
自動ドアに敵意剥き出しの蛍はまたもやどこかからデスサイズを取り出し、自動ドアと距離を取っていた。
いや、俺は必死で止めましたよ?
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