学校という名の脅威

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「何とか10分前に着いたか………」 俺は学園に到着し、靴を履き替え、1階にある1ーDに直行した………が、俺は扉の前で止まった。 何故止まったかって? 今に分かるさ。 俺は扉を瞬間的に開き、自分の鞄を投下した。 そのとき何かが斬れる音がしたのは気のせいだと思いたい。 俺が教室に入ると無惨な姿の鞄と紫の長髪が片目にかかった男がいた。 「君は一体何をしてるのかな………附野 亮君?」 「…気にするな…。 …刃こぼれがないか…試しただけだ…」 紫髪の男、亮は自分の腰にかけた鞘に持っていた刀を納めた。
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