学校という名の脅威

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「ほぅ………そのために俺をみじん切りにしようとしてたのか?」 「…違う…、…お前の鞄だ…」 どっちにしても一緒じゃねぇか!! 「…気にするな…骨は拾ってやる…」 「殺す気満々じゃねぇか!!」 「またあんた達騒いでるの?」 「そいつらの性格上しょうがねぇんじゃねぇのか?」 俺と亮が騒いでいるとそれを止めに入るかのように赤髪と緑髪の女子生徒が割って入ってきた。 「聞いてくれよ、委員長ついでに智香! こいつ、俺殺そうとしたんだぞ? もう少しで教室が血の海と化す所だったんだぞ?」 「ったく………」 「どうして私はついでなのよ!?」 緑髪に眼鏡が印象的なクラス委員長影山 美里は呆れて手で顔を覆い、カールした赤髪の元気一杯な感じの女子生徒曽根崎 智香はギャーギャー喚いていた。
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