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｢はいは～い、早く着席するんだよ～！
言うこと聞かない人は一生呪うよん！｣
亮と美里の空気を破壊するかのように我がクラスの担任である羽柴 小春が入ってきた。
｢命拾いしたな、亮｣
｢…ふっ…｣
亮と美里は互いに構えを解き自分の席に着いた。
｢ほらほら、崇山と曽根崎も早く着席しな？
じゃないと呪うよん？｣
俺は神速で着席した。
あ、もちろん智香も着席したよ？
｢あれ？
相田がいないよん？
誰か知ってる人？｣
俺は知らない、俺は知らない、俺は知らない。
｢崇山、知ってるかん？｣
｢いえ、全く、これっぽっちも知りません、隊長！！｣
｢そうかん？
なら欠席だねん｣
小春先生は面倒臭そうに何かに書き綴っていた。
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