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「待ってください」
小春先生が書こうとするとスピーカーから大音量の声が教室中を響いた。
また、あの馬鹿は………。
「またか………どこにいるんだよん?」
「ここですよ」
次の瞬間にはスピーカーからの声ではなくなっており、教室の開いた窓の空間にいる茶髪の男、もとい変人がいた。
「相田 卓也、訳あって遅れました」
爽やかなスポーツ系の青年卓也は気持ち悪い程爽やかに汗を拭った。
「訳って何だよん?」
「愛しの真について模索していたら時間がかかってしまって」
死ね、早く死ね!!
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