17人が本棚に入れています
本棚に追加
近づいてくる足音
武装した警備員が突入してくる
人数は6人程
私は奴らより早く間合いに踏み込み手近な一人の顔面を破壊する
人に非ずの私の能力
そのもう一つはこの力だ
顔面を破壊された男はおもいっきり壁にぶつかる
私は他の奴をシカトしてまずは壁にあたった男に止めを刺す
男は私に頭を蹴られ脳奬を壁にぶちまけ崩れ落ちる
同僚の死にようやく目覚めたのだろう
各々が警棒や銃で自らを武装する
そして一気に私に襲い掛かってくる
襲い掛かってきた2人のうちの一人に狙いを定める
左斜めから襲い掛かってくる警棒
それを躱しボディに手を入れる
警備員の腹から侵入した手が背中から突き出る
警備員は苦痛の呻きを漏らし口から血を吐く
手を引きぬくと地面に組み伏せ顔面を踏み付ける
びちゃ、とトマトが潰れるような音と共に床一面に体液をぶちまけた
踏み付けたままの姿勢でいた私に衝撃が襲う
頭部を警棒で殴打されたようだ額の方から血が滴り落ちる
それを舌で舐めると私を殴った男に急接近する
ありえない速度で近づく私に反応できずに硬直する男
その隙を私は見逃さない
胸の辺りに手を侵入させるとドクン、ドクンと鼓動する心臓を鷲掴みにする
掴まれた瞬間、男はびくんと痙攣した
手の中で鼓動を続ける臓器を私は力一杯握り潰す
心臓を潰された男はびくびくっと痙攣するとぐったりと体中の筋肉が弛緩した
最初のコメントを投稿しよう!