執行~殺戮の円舞~

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近づいてくる足音 武装した警備員が突入してくる 人数は6人程              私は奴らより早く間合いに踏み込み手近な一人の顔面を破壊する 人に非ずの私の能力 そのもう一つはこの力だ              顔面を破壊された男はおもいっきり壁にぶつかる 私は他の奴をシカトしてまずは壁にあたった男に止めを刺す              男は私に頭を蹴られ脳奬を壁にぶちまけ崩れ落ちる 同僚の死にようやく目覚めたのだろう 各々が警棒や銃で自らを武装する              そして一気に私に襲い掛かってくる 襲い掛かってきた2人のうちの一人に狙いを定める              左斜めから襲い掛かってくる警棒 それを躱しボディに手を入れる              警備員の腹から侵入した手が背中から突き出る 警備員は苦痛の呻きを漏らし口から血を吐く              手を引きぬくと地面に組み伏せ顔面を踏み付ける びちゃ、とトマトが潰れるような音と共に床一面に体液をぶちまけた              踏み付けたままの姿勢でいた私に衝撃が襲う 頭部を警棒で殴打されたようだ額の方から血が滴り落ちる              それを舌で舐めると私を殴った男に急接近する ありえない速度で近づく私に反応できずに硬直する男              その隙を私は見逃さない 胸の辺りに手を侵入させるとドクン、ドクンと鼓動する心臓を鷲掴みにする              掴まれた瞬間、男はびくんと痙攣した 手の中で鼓動を続ける臓器を私は力一杯握り潰す              心臓を潰された男はびくびくっと痙攣するとぐったりと体中の筋肉が弛緩した
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