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執行~殺戮の円舞2~
私は亡骸となった男を銃で武装した2人に向かって投げつける
銃で武装してるが故に同僚と敵が被ると撃てなくなる
なんとも理不尽な・・・
などと考えるような余裕が私にはまだあった
亡骸を投げつけられ一人は一緒に倒れこむ
もう一人はそれを躱し私に照準を定める
震えた指が引き金を引いた刹那
私は右に躱し地面を蹴る
狂ったように銃を連射する男
弾丸は空を貫き壁や机に当たり動きを止める
突如左肩を銃弾が襲う
蛍光灯にあたり跳弾した弾が左肩を貫通したのだ
下手な鉄砲なんとやらだ
バランスを崩しかけるがすぐに体勢を立て直し相手の胸の辺りを強打する
あばらの骨が折れる感触が広がる
うちの一本が肺に刺さったのだろう
吐血すると銃を手から落とし膝を着いた
私は銃を拾い上げると膝を着いた男のこめかみに突き付け引き金を引く
乾いた銃声が響き一人の命を貪欲な銃弾が奪い去る
念の為もう二発ほど絶命した男に撃ちこむ
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