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凛「おい、山崎。俺のカバン持って」
退「……はい」
霧「あ、俺のカバンもー!」
冬「俺のも」
聖「俺のも~」
退「いい加減にしろォォオオォ!あなたたち俺をなんだと思ってるんですかぁああぁぁぁああぁあぁぁっ!」
「「「え?パシリ」」」
退「死んでくださいお願いします」
凛「てめぇがシネ」
俺、山崎 退の受難が始まって2日。
今日はお馬鹿糞あほんだらマヌケ変態4人組が学校に初登校。
勿論居候させてる俺も一緒に登校するワケで…何時もの如くパシられてます。畜生コノヤロー。
凛「まぁまぁ山崎…。そう怒んなよ…」
凛さんが俺の顔を除いてきた。あ、ちょっとときめいちゃった。
凛「これから嫌ってほどパシってやっから」
俺の一瞬のときめきを返して下さい。
ていうかもう死んでください。
水溜まりに滑ってこけて後頭部思いっきり打って死んでください。(ソコ!めっちゃ地味とか言わないの!)
退「ていうか重すぎですよあんたらのカバン!何が入ってるんですか!?」
霧「なんか」
退「なんかってなんですかなんかって!」
聖「なんかはなんか」
退「もォまぢ死んでくださいお願いですから!」
冬「だまれ犬の分際で喚くな」
退「犬!?ランク下がっちゃってますケド!」
冬「あ間違えたゴミか」
退「ゴミはあんた等だろこの糞どもォォオオォ!俺の青春を返してくださぁああぁぁぁああぁあぁぁいっ!」
凛「わけ分からんこといってんじゃねぇ」
退「あぁ…この人たちと同じクラスだなんてなんて不幸なんだ俺は。何が悲しくて家でも学校でも顔を合わせなくちゃいけないんだこの馬鹿どもと」
凛「お前殺すよ」
退「ごべんなぱい」
凛「謝ってんのかそれは」
退「一応」
霧「一応かよ」
退「一郎です」
聖「もうわけわかんねぇよ」
退「俺のセリフですよ糞野郎」
聖「凛、こいつ殺しちゃってよ」
凛「おう」
退「ごめんなさい!殺さないでください!」
凛「仕方ねぇな」
あー!ムカつく!
なんでこいつ等俺ン家に降ってきたんだよ。
どうせなら違う家に降ってけば良かったのに。
例えば沖田さんとか土方さんとか沖田さんとか土方さんとか沖田さんとか土方さんとか…。
あれ俺、沖田さんとか土方さんとかとしか言ってなくね?
まぁいいや。とにかくなんでよりによって俺ン家なんだよ畜生コノヤロー。
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