ACT1,天井突き破っても死なないってどんだけですか、コノヤロー

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―メールが届きやしたぜぃメールが届きやしたぜぃ 霧「うぉぉお!返事来たぁ!」 凛「な、なんて書いてあった?」 霧「えーと…"今から20秒後にトリップします"…だって」 冬「はっ、あほらしっ。まぢでただの悪戯だろうが」 霧「分かんないよ?ホントかもしんないじゃん」 凛「ありえねぇよ、まぢ」 霧「あ、20秒たった」 ―ガチャン 凛「ほら、なんにもおきな…ってガチャン…?」 「「「…ぎゃぁぁぁああぁぁああぁ!!!」」」 霧「凄いねぇえ…床がスッポリ抜けたと思ったらいきなり空って」 凛「そうだねぇえ…って、冷静に言っとる場合かぁああぁぁぁああぁあぁぁ!!」 霧「ちょ…でけぇ声出さないでよ!鼓膜破れるぅ!」 聖「それよりどうすんのこの状況。」 冬「このままじゃ確実に死ぬよ俺ら」 凛「まぢ冷静に言っとる場合じゃないと思うんですけどぉ」 聖「凛だってじゅーぶん冷静じゃんか」 凛「うん。だってこれアレでしょ?夢とか幻覚とかそんなんでしょ?」 霧「どーだろーねぇ」 冬「いでっ!!痛い痛い!霧矢!痛い!」 霧「わぁ夢じゃないみたいだよ凛」 凛「みたいだな」 冬「俺の頬つねんないで自分の頬つねろよ!」 霧「やだ。痛いもん」 冬「俺だっていてぇよ!つかお前本気でつねったろ!ガチで痛かったんですけどォ!」 聖「ねぇねぇ、地面見えて来ちゃったよ」 霧「死ぬのかな俺ら」 凛「かもねぇ」 霧「やだやだ死にたくねー!凛、お前の黒魔術でなんとかしろよ!」 冬「いきなり焦り始めたよこの人」 凛「霧矢…残念だが俺は人を助けるような黒魔術は修得していない!」 霧「んだよそれー!」 .
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