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『それにその男は国が何をしたのか調べる為に遺跡の一つに向かう筈です。
もし遺跡を荒らす者であればガーディアンと戦おうなどとは考えませんから』
『そうか。ではいち早く魔女を捕まえるのだ。
魔女の命は保って持ってこい。
その連れ男は命を落としても構わない。
私の邪魔をする者は許さない』
ガンはまるでミリアをもの扱いに、ミコトをどうでもいい存在のごとくいい放った。
『了解しました。
かならずや魔女を我々の手に戻しましょう』
ガンドムはガンを見上げた。
ガンはあやしい笑顔を浮かべていた。
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