第弐話
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ミコトとミリアはあの遺跡から離れて安全な場所を探していた。 そこは木が沢山生えた場所に出た。 木の葉は様々な色に色付いていた。 『こんな所があったのね。 いい所ね』 『そうだな。此処は確かにいい所だ』 ミコトとミリアは木々の色付きを眺めていた。 『待って~』 何者かの声が聞こえた。 『ミリア。隠れるぞ』 『うん。わかった』 ミコトはミリアの手を引いて木々の間に隠れた。
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