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「ぁ、あ、あふ…っ!」 未だイった衝撃が強いのか、ビクビクと体を震わせる。 無意識だろうが、かすかに腰も揺れているのがうかがえる。 (―この苦しみは永遠に終わる事は無いのか?―) そんな想いがちらついて来た頃、ウィルド自身に変化が起きた。 どうやらウィルドのうぶな体に快楽の刺激は強すぎたのだろう。 フェードアウトするように、ウィルドの意識は無くなって行った。 ――――――――――― (それから幾日か経ったある日、俺は目を覚ました。相変もわらず埃まみれの部屋の、埃まみれのベッドで寝ていた俺は下半身の違和感に気が付いた。 無意識のうちに何度もイったのだろう。俺のズボンは白い精液がべったりと着いていた跡があった。乾いてカピカピになっていたが、相当な量だったのはすぐに分かった。 気だるい身体を引きずって部屋を出ると、鍵を閉めて二度とソコへは近づかなくなった。 ……今となっては、遠い昔の話だ…。)
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