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――――――――――   ウィルドが遠い記憶に想いをはぜている間も、リオルグは始終楽しそうに笑ってウィルドのことを見つめていた。 いや、見つめていたというよりは、むしろ視姦していたという方があっているかもしれない。 「んぁっ…!く、そォお…!ぁ、…うぁあっ!?」 快感によってビクンッと体を痙攣させるウィルドの姿に、更に口角を上げてほくそ笑む。 「…あぁ、なんて可愛らしい…。」 言ってからパシッと口を塞ぐ動作をするリオルグ。 思わず口にだしてしまった。そんなところだろう。 「ふぅうっ…、くァッ!」 しかし、聞こえていなかったのだろう。ウィルドの喘ぎ声は止まらない。 「ククッ、気にも止めない、か…。」 まぁ無理もない。と呟く声には、僅かながら焦れが感じられる。 リオルグとしては、早く快楽に溺れきったウィルドの姿が見たいのだ。 新しいお人形がどの様に変化するのかは、楽しみで仕方がない。
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