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レイプ
気が付けば家の近くの公園にいた。
しずかさん…誰なの?
ベンチに座って泣いた。
泣いてたら男が声をかけてきた。
「大丈夫?なんかあったの?」
「いえ、なんにも。」
ベンチから立ち上がった。
そうしたらその男が手を掴んできた。
やだ。こわい。助けて。
「よく見れば可愛いな。いいことしようよ。」
そう言って私の体を触ってきた。
いやだ…裕太…助けて。
私は必死に抵抗した。
だけで男の手は私の腕を掴んだまま。
口にキスしたり首筋を舐められた。
服も脱がされて、色んなところを触られた。
いやだ。助けて。誰か…
「やめ、て…」
そのまま私は気を失った。
気が付いたら周りは真っ暗。
公園……
あっそうだ。私…。体…。
汚れちゃった。裕太…。
こわかったよ…。
今でも手が震えている。
震える手で携帯を見た。
着信4件。
メール5通。
全部裕太だった。
<ユウタ>どこにいるの?
<ユウタ>連絡くれ!
って全部心配してくれてるメール。
裕太…。ごめん。
汚れちゃったぁ。
もうこんな彼女嫌だよね。
また裕太からの着信だった。
「夕日?どこにいんの?どうした泣いてんの?」
「ゆ、ゆうたぁ。ごめん。ごめん。ぐすん」
「どうした?」
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