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あっという間に空は暗くなった。
約束の時間6時になった
私は小百合と一緒に
小百合の彼氏、それと彼氏の友達を待っていた。
「ごっめーん!待った~?」
「あっ!陽太!」
始めて小百合の彼氏を見た。
なんか小百合には似合わない。
背が高くてピアスなんかしててちょっとガラの悪そうなタイプだった。
「君が夕日ちゃん?」
「はい…」
「小百合と同い年ってことは、俺より1つ下か!よろしくねー」
「は..い.」
「あっ!もうちょっと待ってな。もう一人来るから」
「陽太~。まだ~?小百合疲れたんだけどぉ~」
「もうすぐだって。さっき連絡あったから」
もう一人どんな人なんだろなんか恐いな...ガラ悪そう..はぁ~嫌だな..
「わりぃ。遅くなった。」これが裕太との出会いだった。
1つ上の裕太。
背が高くてさわやかな顔世間でいえばイケメン優しそうな人だった。
「おぉ。遅かったな。あっ!こいつ雨音裕太!俺の友達。どう?夕日ちゃん」
わっ私?思わず照れ笑いした。
「夕日ちゃんか。よろしく。あっちは陽太の彼女だよね」
「小百合だよ~ん。歩こうよ」
って言って小百合と陽太は手を繋いで歩きだした。
二人で歩かないでよ..。
裕太と二人なんてなんか緊張しちゃう。
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