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自分より辛い思いをしている人は世の中にはたくさんいる。
分かってる。
だけど、ね。
君だって頑張ってるんだよね。
君なりに辛い思いをして、でもそれが中途半端だからって、威張って嘆くことが出来なくて。
誰もいないところで泣いて、誰にも知られず苦しんで。
そんな君を、私は強いひとだって思うよ。
強くなる必要はないのかもしれない。
だけど、そうならなきゃだめだったんだよね。
人知れず涙したことは無駄なんかじゃない。
きっと君は、優しいひとになれる。
他人の痛みを知ることの出来るひとに。
優しいと、損しちゃうこともあるかもしれない。
知らなくてもいい痛みを知ってしまうから。
だけど、君には。
優しいひとであってほしいんだ。
誰かを愛して、愛されて。
この世界で生きることに少しでも誇りを持てるような、そんなひとになってほしいよ。
私も頑張るから。
君も、がんばって。
永遠にも近い時の中の、ほんの一瞬の生だとしても。
君が君であったことを、貫いて、生きて。
きっとそれは、君の魂に永遠に刻まれて在り続けるはずだから。
今を生きている君へ
(伝えたいことが、たくさんあるんだ)
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