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振り返った女は、色が白く綺麗な顔立ちをしていた。
そして吸い込まれるような瞳には、大粒の涙が溜まっていた。
佐吉は今までに女になど興味はなかったが、一瞬にして虜になった。
一目惚れ。。。
まさにその言葉が相応しかった。
『な、何してるんだ、
こんなところに一人で。
しかもずぶぬれじゃないか。』
佐吉は少し怒り口調でいった。
女はびくっとし恐る恐る佐吉の顔をみた。
やはり美しい。
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