暴走特急。~ハッキュ~ン

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それから2週間ほど経った頃の朝。 瞬介は、大学に行く準備をしていた時だった。 「瞬介ーーちょっと来い」 父親の宗一郎に呼ばれてリビングに向かうと、そこには、母親の七海がデッカイカバンに着替えやらを積み込んでいる光景があった。 瞬介「……何やってんの?」 宗一郎「あぁ、今日から母さんと二人でしばらく旅行行ってくるから!」 瞬介「ふ~ん、まぁいいけど。しばらくっていつまで?」 七海「私たちが満足するまで!」 宗一郎「という訳だ、瞬介。留守は頼んだぞ」 勝手にどんどんと話を進める親を見て呆れていた瞬介だった。 瞬介「いいからさっさと行って来い!」 宗一郎・七海「行ってきま~す!」 二人を若干追い出した形で見送った瞬介。 それから時計を見ると時間だったので自分も大学へ行った。
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