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ﾖｳｺの家は一般的な二階建ての一軒家で、二階にﾖｳｺと弟の部屋があった。
一階のﾘﾋﾞﾝｸﾞには、ﾖｳｺの親父さんが趣味で作ったという鉄道のﾚｰﾙが一周しており、色んな電車やSLが部屋を駆け巡るようになっている。
玄関に入った瞬間違和感があった。
「おばあちゃん…いる？」
俺はふとそんな気がしてﾖｳｺに尋ねた。
「ﾊﾟﾊﾟとﾏﾏと一緒に出かけてるよ？」
ﾖｳｺは訝しげに答えた。
「そっか。」
とはいったものの、ただならぬ気配を俺は既に感じていたんだ。。
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