1、桃園の誓い

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民「有り難うごさいます!一生恩に着ます!どうかお名前だけでもお聞かせ下さい」 関羽「我が名は雲子(改名する前の名)。今後とも気をつけなされ」 民「本当に有り難うございます!雲子様!!では、私はここで」 民は走り去っていった。 民を助けた彼こそ関羽 雲長である。放浪の身になる前は雲子という名だった。 彼は河東郡の解県内に生まれ、父親譲りのごつい体つきで、身長は九尺(約一メートル八十センチ)もあり、髭が二尺(約四十センチ)もあった。髭が長く、美しいので親衛隊や貴族から『美髯公』と呼ばれていた。 仁義に厚く、曲がった事が大嫌いであり、その人柄は後に出てくる魏王・曹操にも惚れ込まれた程である。 人物像・関羽image=164912677.jpg
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