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「ん?お前もパーティに含まれてるぞ。一匹じゃ行かん。」
入ってるんかいっ!てか聞いてないし!何で私が…
「何でってそりゃ…面白いから?」
聞くな!てか心の声聞こえてるんかい!!
心中とは言え、失礼な発言である。
「まぁ、パーティは…アビス、ロク、レイ、クク、ミルクだ。負けた奴は置いて行くからな。心しておけ!」
他全部雄ですか…。まぁ予想通りですが。しかも助けないなんて……。恐怖政治と言うやつだろうか…?恐ろし過ぎる…。
私は呆れにも近い溜め息を吐いた。
「何だ…不満か…?」
上から冷たい笑みで見下ろしている。絶対零度という感じその物だ。更に恐ろしい。
「い、いえ…」
不満何か言えたもんじゃない。
「良し。じゃあ出発するぞ、まずは雑魚キャラ倒してレベル上げだ!」
張り切っているが、レベル何て無いから意味が有るのかどうかが不安だ。
「え…今すぐ…?」
「そうだ」
スタッと地面に着地し、他のメンバーを連れて移動を開始した。しかし、私は…
「離して下さいぃ~、そんな物は無理ですぅぅう!死んじゃいますからぁぁぁあっ!!」
暴れて叫んだものの、御猫様に引きずられ、殆ど拉致の状態で参加させられるのだった…………。
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