日常の消えた日

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    健「おきろよー」     弘「んっ?今何時?」   弘は眠い目をこすりながら顔を上げた。     健「もう六時過ぎだよ。お前飯食った後寝てたからなぁ」     弘「そかそか。じゃあ帰ろうか」     健「いやっ、俺彼女と帰るから。ゴメン、じゃーなー」   健は走って教室から出て行った。   ?「帰ったか・・・」   すると何処からか声が聞こえた。   弘「!?誰だ!!」     ?「俺だよ。お前のお父様」   弘の父親と名乗る人物は何故か掃除用具の入った場所から出て来た。   弘「くそジジイか…。てかどっから出てんだよ…。   まぁいいや。で?学校にまで来てなんの用?」   弘の父は服についた埃を取った。   父「あっあぁ…。実はお前には今から異世界に行ってもらおうかなと…。勿論俺と一緒に」     弘「それ本気か?本当なら俺行きたいな。もう飽きて来たし」     父「そうか…。じゃあ今から行くか」     弘「今から!?・・・分かった。じゃあ行こう」    
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