434人が本棚に入れています
本棚に追加
「あっ、瑛ちゃん家ってこっち方面なの…?」
キミが思い出した様に聞く
「そうだよ…。」
「何中出身なの…?」
「南中、悠ちゃんは?」
「西中だよっ、近いね」
だいたい距離にして2キロ
「誕生日は…?」
「3月6日、悠ちゃんは?」
「2月6日っ!!1ヶ月違い」
だんだんと知るキミの事
途切れる事のない会話
「あっ、ここボクんち」
キミが指差すところには
「おっきいね…。」
とても大きな家が建っていた
「それじゃあ、また明日」
「うんっ、明日ね!!」
離れたくないな、なんて
でもこの気持ちにも
また明日、この言葉があれば
ボクは笑って手を振る
最初のコメントを投稿しよう!