第一章

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「ただいま…。」 ボクの声に返事はない この家に住んでいるのは ボク1人だけだから 「この癖、直さなきゃな」 誰もいない家に ただいま、って言う癖 言う度に寂しくなる 「今日の夕飯、何にしよ」 いつも呟く独り言 寂しい気持ちになった けど、何だか今日は ココロがぽかぽかしてる 理由は、キミかな…? 「早く明日にならないかな」 無意識に考えるのはキミの事 「悠ちゃん…か…」 無意識に呼ぶのはキミの名前 「何で、なのかな…?」 胸が締め付けられる気持ち 「明日塩田君に聞こ」 なんか、大人って感じだし 「今日はお腹減ってないし」 2階に上がる 「もう寝ようかな…。」 おやすみ、悠ちゃん
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