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「あいつ、
いつか刺されるな…」
「同感」
思わずつぶやいた言葉に返事があり、顔を上げると
店のオーナーのシンヤさんがカウンターに入っていた。
「あっ、シンヤさん。
こんばんわ」
「こんばんわ。エン、
相変わらず銅貨の保護者
ご苦労様」
その言葉に思わず苦笑してしまう。
銅貨の特別であるとは思わないけれど
回りからみたら、私は銅貨の保護者であり特別な存在らしい。
全く嬉しくないんですけどね!
「彼女は最近ココに
来た子だから、
知らなかったんだろうね~」
店の客をある程度把握しているシンヤさんは困り顔で言う。
「やれやれですよね。」
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