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数日後。
「こんばんはっシンヤさん」
「こんばんは、エン」
「あれ?銅貨は?」
シンヤさんとの挨拶の後、
いつもカウンターで酒を
作っているはずの銅貨の姿が
見当たらないので尋ねてみると
ほれっと顎でシンヤさんが
教えてくれた。
すぐ近くにある
テーブール席のそばに立ち
数人の女の子に囲まれて
楽しそうに談笑している
銅貨がいた。
「新入り?」
「いや、何度か来てるよ。
ダイジョウブ」
ダイジョウブとは、
銅貨の女癖の悪さを彼女らが
知っているから
後々問題は起こらないよ~
という意味のダイジョウブだ。
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