●メール

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    (俺たちって付き合ってる  っていうのかな?) 高校生じゃあるまいし… 溜め息をつく私の背後から 声が降って来た。 「どうしたの?  変な顔してるよ」 私の右側の席が銅貨の定位置。 「何かあった?」 イスに座りながら尋ねてくる 銅貨。 銅貨のバイト時間は 終わったようだ。 シャツにジーンズという いつものラフな服装をしている 無言のまま、 携帯画面を銅貨に向けると、 メールの内容を確認し、 銅貨は苦笑した。 「悪い女だね…エンは。  また連絡無視してたんだ?」    
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