●ボーダーライン

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    「おはようございます。  シンヤさん」 遠慮がちに声をかけると、 驚いたように振り替えり ばつの悪い表情を浮かべた。 「うわっ。銅貨。とエンっ。  …………聞いてたよな?」 「あー…すんません」 「シゴトと私  どっちが大切なの?!って  案外女々しいこというのね。  シンヤさんも」 面白いものを見れた☆と 興味深々な表情でエンに 嫌なところを見られたと シンヤさんが渋い顔をする。 「…俺にも我慢の限界がある」 拗ねたように顔を背け 呟く姿に思わず かわいいなぁと思ってしまった あぁっ、シンヤさん。 ごめんなさいっ年上なのにっ。     
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