●セブン

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  「だから無理な話よ。  銅貨にとって私もその辺の  位置でしょ?」 「エンは一番大切にしてくれる  人がいいわけ?」 「一番なんて無理よ。  せめて大切なものの  四番目ぐらいに入れば  いいかな~」 「………」 それから、 銅貨は何も話さなくなった。 てっきり私は 寝てしまったのだと思って 本を読んでいたら しばらくして、 銅貨がつぶやいた。 「………エンは3番目ぐらい…  かも?」 銅貨なりに、ものすごく考えた末の結果なのだろう。  
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