●セブン

8/8
前へ
/56ページ
次へ
  しばらくして、 一騒ぎし飽きたのか 銅貨は身体を起し 煙草を吸った。 「アイツにとって俺は  何番目なのかなぁ…」 煙と一緒に 吐き出されたつぶやき。 答えは求めているわけではない 一言だったので 私は聞こえない振りをして 本のページを捲った。    
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

6人が本棚に入れています
本棚に追加