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消えた梅雨
雨上がりのプラットフォームに
君の姿があることを願った
晴れた日を君は嫌うから
毎日雨が降ればいいと思った
梅雨の季節は毎年訪れて去っていく
今年の梅雨は消え
毎日太陽が地面を熱する
去年はあった君の影が今年は見当たらないから
僕は太陽を呪った
こいつがいるから僕は君に会えない
・・・思ったんだけど
ねえ
なんで君は雨を好むの
晴れのどこがいや?
別に理由がなんだって気にしないよ
ただ知りたいだけだから
僕は君のことが知りたい
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