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飛行機を降りた俺達は手続きをし、一般兵に連れられアマテラス国本部へ車で連れて行かれた。
本部に着くと門の前にいる少し偉そうな兵士が本部内に案内する。
少し歩き疲れたと感じた時に一室に案内された。
兵士「九津茂少尉。及び、神咲伍長は明日行われる戦果式に参加して頂きたい。それまでこの部屋での待機を命されています。スケジュールはテーブルの上にあります故、私は退かせてもらいます。なお、何か用事が有りましたら室内のインターでお呼びください。失礼します」
丁寧に喋り終えると彼は部屋を出て行き、ドアを閉めた。
統弥「戦果式?」
予定外の状況に困惑しながら訪ねる。
九津茂「今回の作戦に成功した者達への賛美だな…要するにパーティーだ」
パーティーと聞いて俺は怒った。
統弥「何?…流石はアマテラスだな…人がいっぱい死んだんだぞ?…反吐がでる!」
俺の様子を見向きもせずに彼女は上品なソファーに軽く腰掛けパソコンを打ち始めた。
九津茂「お偉いさん方に言ってやりなさい。…それよりあなたスケジュールに目を通して置く事ね」
そう言われ渋々、彼女の横にドカッと座りテーブルの上から乱暴に資料を取り上げた。
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