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もうここにいる必要性がない…という事で俺達は地元まで送ってもらうことにした。
兵士「大変申し上げ難いのですが…あなたの母上様は一月ほど前から行方不明になっていまして、ご自宅が無くなっているのです」
誰の仕業なんて、すぐに解った。ただ俺は独りなんだな。と少し悲しくなった。
兵士「…あなたの住まいはこちらで手配いた…」
兵士を仰し彼女は言った。
九津茂「その件は既に解決済みよ。我が社が彼にせめてもの報酬代わりと言うことで全面的にバックアップさせてもらうことを上層部に認めてもらっているわ」
俺は彼女の話に耳を傾けながら視線を泳がせていた。すると門までの道の途中に庭があり、その庭を2人の男女が歩いている…視界をズームさせてみると、どこか見覚えある姿に驚愕した。
統弥「う!?姫!?」
間違いない…格好は違えど容姿は変わらない。
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