序章 騒乱の予感

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そして場所は変わって 幻想郷では・・ ちょっとした騒ぎが 起こっていた 事の発端は事件後 紫が天照国に行って居る事が 知られてからの話しである 紫なら行き来出来ると 感づいた幻想郷面子は 何故かマヨヒガに集まっていた 「紫、一人であの国に行くって どういう事よ」 霊夢が問い詰める あの事件の時 天照妖怪メンバーの共に 妖魔と戦ったのは 幻想郷メンバーにとって 思い出であり 友情となった ある者は闘いによって ある者は助け合い 絆は深まったのである 「そうよ、未だ冷美との 決着が着いてないんだから そうよね、レティ」 「チルノ・・あれは完全に 貴方の負けよ 私が止めなければ 貴方は今頃氷の屑に なってたわ」 レティは冷ややかな目で チルノを睨んだ 「待ってください なら私も美羅さんとの 決着が未だ・・」 妖夢が口を挟む 「そう言う事なら 私だって綾との勝負を・・」 幽華も何処かで勝負 していたようだ 「あの・・私まだネネさんに 助けてもらった 恩返ししてないです・・」 にとりも口を挟む 「天照国・・面白そうね 退屈凌ぎにはなりそうかしら ね、咲夜」 レミリアや魔理紗はどうやら 観光目的らしい どうやら幻想郷メンバーは 四つのタイプに分かれるらしい 『観光目的』 霊夢、魔理沙、レミリア等 『決着をつけに』 チルノ 妖夢 幽華 『知識を広めに』 パチュリ- 慧音 『恩返し』 にとり 妹紅 アリス に分かれる 余りに皆の意見が強い為 紫は考えこんでいた 「困ったわねぇ いきなり向こうに推しかける 訳にも行かないだろうし・・」
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