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「ねぇ、いつまで゛ゆうちゃん゛って呼ぶつもり?僕達もう高2だよ」
「いーじゃん別に。橘 勇気殿!勇気の意味は、何ものをも恐れない強い意気~♪」
そう、橘 勇気は僕の名前。強気も男気も無いのが現状だ
「それにしてもいいよね。唯ちゃんはさ!僕なんて毎朝誰かさんの所為で走ってるから体力ついたけど…ハァ…もうさすがに…」
僕はゆっくりとしたペースで荒い呼吸を整える
「あたしも走りたいさ!!でも過剰な運動するとどうなるかわかんないんだもん」
ぷうっと頬を膨らませた
「まぁね。でもさ、飛ぶのは過剰な運動に入らないの?」
そう、彼女は今まさに゛飛んでいる゛のだ
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