1.出会い

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「平塚君」 6時半ごろ早紀が戻ってきた 「ん?」 早紀の後ろに一人の女の子がいた 「新入りっすか?」 「うん。着替えさせて来た!ほら……自己紹介」 女の子は出てきた 「斎藤です………」 それだけ!? というくらいあっさりした自己紹介 「もー!いつもの春ちゃんらしくないなぁ!!緊張してんのかな?はい、次は平塚君」 「平塚………英二です」 それだけ!? 英二も負けていない 「………あんたはいつもこんな感じよね」 「はい」 「はいじゃない」 バコッ また蹴りをいれられる 『ピンポーン』 「!」 「ごめん平塚君、行ってきて」 「はいはい」 英二は客のもとへ走った 「あいつ愛想悪いし生意気だけどいいやつだから。仕事もよくするし……わからないとこあったらききな」 「はい。ありがとうございます早紀さん」
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