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「…………」
「キャアアア！冷たい！！」
「すいません」
斎藤がつまずきお冷やを思い切り女子高生軍団にぶっかけた
「あんた何すんのよ」
とれてくる化粧
暴かれる素顔
化粧がとれかけ
珍獣が確実になる
「すいません」
棒読みで斎藤は頭を下げる
「すいません……こいつ今日からバイトなもんで」
「関係ないわ！」
「責任者呼んでよ」
「…………」
ムカつく
「今度来たとき何かお詫びをいたしますので………今日は御引取下さい」
「は！？じゃーさ、今日お兄さん付き合ってよ」
この女
うぜー
グッと女子高生軍団に洋服を捕まれる
「…………」
離せ
でも言えない
こんな珍獣でも客だ
バッ
斎藤が英二を女子高生軍団から離した
「！」
英二は理解した
もしかしてこいつ………俺をかばってんの？
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