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ブルルルルッ
バイクのアクセル音が響いた
夜の3時
さすがに辺りは静か
電灯が光るばかり
「明日バイトだしな………早く寝るか」
男はバイクから降り、鍵をとる
その鍵を回しながら薄暗く、築20年のキレイとも汚いとも言えないアパートの階段を上った
ガチャッ
「………大学……単位やばいかな……」
ブツブツ呟きながら男は中に入った
すぐに灯った明かりはすぐに消え、周りの闇に浸透して行った
夜はふける
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