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突然外から、車のクラクションを鳴らす音が聞こえる。 「来たかな?」 カーテンを開け外を覗くと、車が止まっていた。 「きたきた」 財布と家の鍵も持ち、家をでる。 家を出ると、止まっている車に向かって歩く。 すると車の中から声が聞こえてきた。 「お~い!静也~」 この声は、俺の友達の光輝。 小学生の時からの友達で、いわゆる腐れ縁だ。 性格は明るく何事にも興味を示す、子供みたいな性格だ。 「光輝!もうみんないるのか?」 「いや。今から迎えに行くんだよ~」 「てか、俺が1番最初かよ!」 「うむ」 光輝は笑いながら話している。 「しゃ~ね~な」 俺は、呆れた顔で車の助手席に乗り込んだ。
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