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10分ほど走ったところで駅に着いた。 駅の前には、男1人と女3人のグループが立っていた。 駅の前に車を止めると、2人は車を降りそのグループの所に走って向かった。 2人が近づくと1人の女が声をかけてきた。 「遅いよ~」 この声は、愛。 明るくて話しやすく、誰とでもすぐに仲良くなれる。 「ごめんごめん。駅集合なの忘れてた」 俺は、ちょっと苦笑いしながら謝る。 「今度は遅れるなよ~」 この声は、隆二。 ちょっとやんちゃな一面もあるが、普段は大人しい。 「とりあえず車に乗ろう」 光輝は、駅の前で話していてもしょうがないと思い、車に乗らせようとした。 『わかった~』 集まっている全員は、光輝の車に乗り込んだ。 6人の死へのドライブはここから始まる。
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