7/13
前へ
/15ページ
次へ
しばらく車を走らせると夜景スポットの山に着き、山をそのまま登り始めた。 「もうちょっとで着くぞ~」 「おう!」 6人は、車の中で騒いでいた。 すると、隆二が真顔になり話し始めた。 「なあ。噂知ってるか?」 「噂ってなに~?」 愛は知らないのか、興味津々で聞く。 隆二は噂について話しだす。 「噂ってのは、山に1軒の舘があって、その舘に入ると生きて帰れないって噂なんだけど」 「ただの噂でしょ」 祐実は、噂とかを全く信じていないので気にもしていない。 「まあ、噂だからそんなに気にしなくてもいいやろ~」 俺は、雰囲気が暗くなるのが嫌だったので軽く流した。 「噂だけど……」 隆二はかなり噂の事が頭に引っかかっていた。 隆二の心配をよそに、光輝は車を走らせ続ける。
/15ページ

最初のコメントを投稿しよう!

27人が本棚に入れています
本棚に追加