27人が本棚に入れています
本棚に追加
しばらく車を走らせると夜景スポットの山に着き、山をそのまま登り始めた。
「もうちょっとで着くぞ~」
「おう!」
6人は、車の中で騒いでいた。
すると、隆二が真顔になり話し始めた。
「なあ。噂知ってるか?」
「噂ってなに~?」
愛は知らないのか、興味津々で聞く。
隆二は噂について話しだす。
「噂ってのは、山に1軒の舘があって、その舘に入ると生きて帰れないって噂なんだけど」
「ただの噂でしょ」
祐実は、噂とかを全く信じていないので気にもしていない。
「まあ、噂だからそんなに気にしなくてもいいやろ~」
俺は、雰囲気が暗くなるのが嫌だったので軽く流した。
「噂だけど……」
隆二はかなり噂の事が頭に引っかかっていた。
隆二の心配をよそに、光輝は車を走らせ続ける。
最初のコメントを投稿しよう!