第十八章 入学

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―3日後― セルレイ達は入学式の為、大講堂にいた。 しばらくすると新入生が入って来て、次々と席に座って行く。 新入生が全員席に着くと、ガルクスが舞台へと上がり、一礼して、挨拶を始める。 《この度は入学おめでとう。 君達は魔法使いの卵だ。 一生懸命勉学に励み、立派な魔法使いになって下さい。》 ガルクスはそれだけ話すとまた一礼をして舞台を後にした。 そして、無事に入学式は終わり、今日の行事は終わり、自由時間になった。 セルレイは部屋でのんびりと本を読んでいた。 ―コンコン― 「あぁ…」 セルレイが返事をすると、ミーアとライアが部屋に入って来た。 セルレイは視線を本からミーア達に向ける。 「…どうした?」 「ガルクス学長の所に一緒に来て欲しいんです。」 セルレイが本を閉じて、空中に投げると、本が消えた。 セルレイは立ち上がり、ミーアとライアの前を歩いて、学長室へ向かった。
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