第十七章 過去の鎖
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セルレイは力無く倒れているテトラの元へゆっくりと歩いて行く。 「…ごめんな…助けられなくて…」 セルレイはテトラの胸に突き刺さったままになっている剣を抜き、テトラを抱き上げた。 「…レアナ…テトラの剣を…」 レアナは真っ赤に染まった剣を持ち、魔方陣へと走る。
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