第十八章 入学

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―翌朝― 「セルレイさん!!」 「起きてください!!」 セルレイはミーアとライアに揺り起こされ、目を擦りながら体を起こす。 「ご飯ですよ。セルレイ。」 ミーアとライアの後ろからレアナが歩いて来た。 「…わかった…今行く…」 セルレイは立ち上がり、洗面台に歩いて行く。 セルレイは顔を洗い、洗面所から出てきた。 「…何で待ってるんだ?」 「ミーアとライアがセルレイに頼みたい事があるそうです。」 レアナがミーアとライアに目配せすると、ミーアとライアが口を開く。 「私達、あと3日でクルセア学園に入学なんです。」 「そうか…おめでとう…」 セルレイはまだ意識がハッキリしないようで、虚ろに答える。 「それで、私達が入学したら、ダークエンジェルの第一部隊に入隊させて下さい!!」 ミーアの言葉でセルレイの意識がハッキリした。 「…第一部隊に入隊?」 ミーアとライアは頷く。 セルレイは解答に困り、レアナを見ると、レアナは苦笑いしていた。 セルレイは頭をかいた。 「確かに、第一部隊の隊長は俺らしいが、最終的に入隊を決めるのはガルクスだ。 入隊したいんだったら直接ガルクスの所に聞きに行け。」 セルレイは欠伸をしながら、部屋を出た。
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