第十八章 入学

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「…今のは…」 「セルレイさんは私達の入隊を認めてくれたって事だよね?」 ミーアとライアは顔を見合せた。 「「やったぁー!!」」 二人は手を取り合い、声を上げて喜んだ。 レアナはその光景を笑顔で眺めていたが、顔を引き締め、ミーアとライアに話し掛ける。 「ミーア、ライア、まだ入隊出来ると決まった訳ではありませんよ。」 「「うん!!」」 ミーアとライアは同時に返事をして、部屋を出て、リビングに向かった。 レアナも後について、リビングに向かった。 「「いただきます。」」 皆席に着き、朝食を食べ始める。 「セルレイ君…」 グレイがセルレイに話しかける。 「…君には…何とお礼を言えばいいか… ありがとう。」 グレイはセルレイに頭を下げる。 「…そんな…頭を上げて下さい。」 「マルティス君も、ニーナちゃんも、ミナリアさんも、本当にありがとう。」 マルティスが慌てて口を開く。 「気にしないで下さい。 僕達は何も…」 「…君達は本当に強い…」 グレイは顔を上げ、笑顔でマルティス達を見た。 「…食事を続けよう。」 グレイの言葉で、また皆朝食を食べ始めた。
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