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窓には夕日。
差し込むオレンジに溶けそうで。
「あ、あのね…」
控えめに伝える声。
「あ、そーいやコレ。何処のお店? 今度ゆ……「そ、そのクッキーはね……――なの。」
「? ごめん、もう一回。」
ちよっと彼女に顔を近付ける。
するとそぉ、っと耳元で…
――……なの……
「やばっ……。すごく……嬉しいや!」
逃がさないと言わんばかりにそのまま抱き締めてみる。
わぁ、だのひゃっ、だの もう却下。
「これは、たった一人にだけ…貴方だけに作ったクッキー、なの…だから、ね。好きな…」
「今度はさ、私に教えてよ。材料は解ったのだから♪」
レシピにこっそり 貴女の名前。
※言い訳。
基本甘いのは好きなんだわ。
設定があいまいですいませんね…ほら、ここは勢いで…使用です☆
名前センスが無いから逃げています。素敵な名前提案があれば採用!
絶対味覚(作った!)の彼女を養えるのは、あの子だけなのよと。
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