遭遇→強制

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「左様かい。」 この業界だ、何があったって 可笑しいなんて事は無い・・・ 「今日は、姐さん居ますか」 「「´∀)ハッハッハ、ハッピーガイ?」」 してやったり顔の一体と一匹。 絶対に後で絞める・・・ 「いや、騙すつもりは 一切、何処ろか更々なかったんだ!」 「真面目に野暮用でしたから」 とりあえず音燐に コブラツイストをかけてと。 「・・・まあ良いや、詮索しないよ」 「ギブ、ギブだってばよ!! 誰かタオルぅ~(△T)」 真面目に話すから・・・ 晶は何事も深刻そうに話す癖が有る それは直して欲しいと思う 「ギニャース!!」 「お前も逃げるなよ。」 花梨を捕まえデコピン連打。 『・・・・・』 そして・・・ マスター、蒼也、晶、客が その惨状を眺めて居た 「ふうっ。」 とりあえず彼女らが燃え尽きて そんなこんなで矢吹顔が二つ 椅子の上に出来た所で昼食終了 『・・・まっちろに――燃え尽きたぜ』 阿呆が二つ 真っ白になって居る。 全ては奴らの自業自得だ めぼしい依頼は無いか聞いてみる 「無いね、D級ライセンス程度は あんたならB級迄行けるだろう」 資格、資格、資格。 世知辛い世の中である。 「学科がね。 それ以外なら何とか」 「行けるのかい。」 「行けるんじゃ無いかな、多分。」 退魔師は国家資格なので 一応、資格試験がある 昔は、有る一族が 裏で始末していたのだが 十数年前のゲート発生事件 「(教官も関わりが有ると 聞いた事があったな、確か)」 それに寄り退魔師の多くは殉職 その後、一般公募するに 至ると言う訳だが その資格は誰彼でも 取れるなんて物じゃない。 「ランク上がれば権限増えるのに」 国家公務員(警察官)と同じ権限は 有るには有るが行使する機会は ほとんど無いに等しい。 Dなら巡査部長レベルの権限だろう 只、銃刀法は免除され 一部の法律にひっかから無い様に なる点は別だ ただ、それに寄りライセンスを 随時所持しなければならないという デメリットも発生するのが 唯一の欠点だろうか 「まあ、飽くまで権限だがな」 笑いながら言う俺。 ・・・殆ど自嘲だが 「出世欲ねぇなあ(=△=) 本当にこの男はよう。」 音燐が呆れ顔で言う 「それを言うなら謙虚って言えや」 「要らない謙虚だな・・・」 まあ、音燐の言う事にも 一理も二理も有るんだがな
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