遭遇→強制

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――早朝。 時計を見たら七時前位だった 昔の癖で早めに起きた様だ 「・・・・・・・・」 更々、意味は無いが 起きたのだから仕方無い リビングへ行きテレビを付ける ――ょうの天気は快晴、洗濯日和で 昨日と同じ様な台詞だ 6月だと言うのに連日快晴 田んぼのオタマ供が 枯渇死するん無いかと思う 「意味ねぇな。」 無駄な事を考える自分を差し置いて テレビは最新のニュースを流す 「あのテロ事件から14年が経ちました 本日ニューヤーク、グラウンド・ゼロで 14回目の慰霊祭が行われます」 過去のテロ事件・・・ 新設アミューズメントビルに 当時最新のジャンボ機が激突した 邦人にも多数の犠牲が出た事件だ・・・ 犯行声明どころか 何処の組織がやったのか それすらも未だに 謎に包まれて居る事件で 当時のテロ事件による 最多の犠牲を出したとかで 随分と、世論と世間を 騒がせた事があったのが記憶に有る 「14年か・・・俺には関係無いな。」 テレビは慰霊祭関連のニュースを 流し切った後で 他の話題に移る所だった 「ヤベェ、もう8時過ぎだ!!」 近所の収拾車は9時前位に来る・・・ 後、オオヨソだが 30分程で来る事は 分かり切っている事実だったが それを蔑ろにした罰か 「なんてな・・・ とっとと行くか。」 ジーパンを穿いて、俺は外に出た・・・
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